2010年6月5日(土)、映画監督であり俳優の塚本晋也さんを
お招きして特別講義を開催しました。
最新作「鉄男 THE BULLET MAN」の制作秘話を中心にお伺いしました。
名古屋では、シネマスコーレで上映中(5/22~)です。
*塚本さんは、2枚目の写真左手。
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特別講義「映画監督:塚本晋也氏」
2010年6月5日(土)16:30- MCB210
聞き手:佐藤敦紀講師(VFXスーパーバイザー/映像メディア学科非常勤講師)
【塚本晋也氏/略歴】
大学卒業後に、CF製作会社に入社。ディレクターとして4年間勤める。
退社後「海獣シアター」を再結成。3本の芝居を興行。
一方、中学時代から自主映画を作りはじめ、山上たつひこの漫画「光る風」の
映画化などを行う。1988年、『電柱小僧の冒険』でPFFアワードのグランプリを獲得。
翌1989年、制作費1000万、4畳半のアパートで廃物のSFXと少数のスタッフで制作された
『鉄男』が、ローマ国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞。
一般公開一作目にして国際的な評価を獲得し、後の海外映画祭における
多数の新世代の日本映画評価への先鋒となった。
1997年、ヴェネツィア国際映画祭で審査員を務めた。
2003年公開の『六月の蛇』は、ヴェネツィア国際映画祭コントロコレンテ部門審査員特別賞受賞。
自ら製作、監督、脚本、撮影、美術、編集から主演までかかわるスタイルから生まれる映像に
クエンティン・タランティーノ、ジェームズ・ワン&リー・ワネル、ギャスパー・ノエ、
ダーレン・アロノフスキーなど世界の映像作家が塚本フリークを公言している。
「鉄男 THE BULLET MAN」に関しては、こちらをご覧下さい。
シネマスコーレに関しては、こちらをご覧下さい。