映像ブ 名古屋学芸大学映像メディア学科ブログ

2010年6月23日水曜日

プラチナ・プリント展 -記憶のトーン




本学メディア造形学部棟ギャラリーにおいて、
「プラチナ・プリント展-記憶のトーン」を開催致します。
プラチナ・プリントは、白金を用いた究極の古典印画法で、その耐久性と階調表現は最高レベルです。
皆さまのご来場をお待ちしております。


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「プラチナ・プリント -記憶のトーン」

【日時】
2010年6月29日(火)〜7月9日(金)
10:00-18:30 土日・祝日休み

【会場】
名古屋学芸大学メディア造形学部棟ギャラリー
(愛知県日進市岩崎町竹の山57,メディア造形学部棟A棟)

【出品者】
《メディア造形研究科 修士課程研究科生・修了生 12名》
伊藤貴哉、上野仁、大須賀彩、小田美郷、小林あすみ、豊田恵理、千葉愛子、
平川祐樹、山内亮二、山田麻未、渡部徹、弓指寛治

《映像メディア学科教員 7名》
安形嘉真、安達洋次郎、小山智大、園田加奈、西宮正明、光幸國、村上将城

【企画】
安達洋次郎(映像メディア学科、大学院メディア造形研究科教授)
映像メディア学科ギャラリー委員

【アクセス】
地下鉄東山線上社駅、鶴舞線赤池駅よりスクールバスを運行しております。
詳しくはこちらをご覧ください。http://www.nuas.ac.jp/access.html

*スクールバスご乗車の際は、ご来客の旨を運転手にお伝えいただくか、
 このページを印刷してお見せ下さい。

【お問い合わせ】
名古屋学芸大学メディア造形学部事務室
TEL 0561-75-2955(代表)
FAX 0561-75-2922

2010年6月17日木曜日

特別講義:白岩洋子氏(紙本・写真修復家)






2010年6月17日、紙本・写真修復家の白岩洋子さんをお招きし、

特別講義「写真修復の現在」を開催しました。

実例を交えての写真修復過程や、古写真から読み解く当時の状況、

デジタル時代におけるアーカイブの役割など、語っていただきました。


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特別講義「白岩洋子氏 -写真修復の現在」

2010年6月17日(木)11:20- MA303


白岩洋子氏

上智大学文学部フランス文学科卒業後、Sotheby’s Educational Studies, London,

U.K. Styles of Art and Works of Art Course修了。

Camberwell College of Arts, London, U.K. Post Graduate Diploma in Conservation修了。

Centre for Photographic Conservation, London, U.K.

Certified Course & Master Class on Preservation and

Conservation of Photographic Materials修了。

1997年有限会社エントウィッスル・ジャパンを設立、取締役日本代表として就任。

その後、株式会社絵画保存研究所、株式会社ディヴォート絵画修復部門を経て、フリー。

写真作品では主にダゲレオタイプ、アンブロタイプ、鶏卵紙、ゼラチンシルバープリントの修理と

保存のアドバイス、ハウジングの修理、また紙本作品の修理、保存、額装のアドバイスを行う。

主な修復実績として、東京都写真美術館・ダゲレオタイプ 、横浜美術館・小島烏水西洋版画コレクション、

慶應義塾福澤研究センター・アンブロタイプなど。


2010年6月16日水曜日

特別講義:小林美香氏(写真研究者)




2010610日(木)、写真研究者の小林美香さんをお招きして
特別講義を開催しました。

電子書籍の誕生により、これからの写真(映像)表現はどのように移行していくのか。

数々の作品紹介を通して、デジタルメディアの現状と今後について語って頂きました。

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特別講義

「写真を<読む>視点」

2010610日(木)11:20-MA303教室

写真研究者:小林美香氏


-略歴-

国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿。2007-08年にアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。RICOH RING CUBEにて展覧会の構成やワークショップの企画、公募展の審査員をつとめる。2009年からマレビトスクールの代表をつとめ、ワークショップやレクチャーを企画。2010年から東京国立近代美術館客員研究員。


著書『写真を〈読む〉視点』(2005 ,青弓社)、訳書に『写真のキーワード 技術・表現・歴史』(共訳 昭和堂、2001年)、『ReGeneration(赤々舎、2007年)、『MAGNUM MAGNUM』(青幻舎、2007年)、『写真のエッセンス』(ピエブックス、2008年)などがある。

2010年6月8日火曜日

特別講義:塚本晋也氏(映画監督/俳優)






2010年6月5日(土)、映画監督であり俳優の塚本晋也さんを
お招きして特別講義を開催しました。
最新作「鉄男 THE BULLET MAN」の制作秘話を中心にお伺いしました。
名古屋では、シネマスコーレで上映中(5/22~)です。

*塚本さんは、2枚目の写真左手。

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特別講義「映画監督:塚本晋也氏」
2010年6月5日(土)16:30- MCB210
聞き手:佐藤敦紀講師(VFXスーパーバイザー/映像メディア学科非常勤講師)


【塚本晋也氏/略歴】

大学卒業後に、CF製作会社に入社。ディレクターとして4年間勤める。
退社後「海獣シアター」を再結成。3本の芝居を興行。
一方、中学時代から自主映画を作りはじめ、山上たつひこの漫画「光る風」の
映画化などを行う。1988年、『電柱小僧の冒険』でPFFアワードのグランプリを獲得。
翌1989年、制作費1000万、4畳半のアパートで廃物のSFXと少数のスタッフで制作された
『鉄男』が、ローマ国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞。
一般公開一作目にして国際的な評価を獲得し、後の海外映画祭における
多数の新世代の日本映画評価への先鋒となった。
1997年、ヴェネツィア国際映画祭で審査員を務めた。
2003年公開の『六月の蛇』は、ヴェネツィア国際映画祭コントロコレンテ部門審査員特別賞受賞。
自ら製作、監督、脚本、撮影、美術、編集から主演までかかわるスタイルから生まれる映像に
クエンティン・タランティーノ、ジェームズ・ワン&リー・ワネル、ギャスパー・ノエ、
ダーレン・アロノフスキーなど世界の映像作家が塚本フリークを公言している。



「鉄男 THE BULLET MAN」に関しては、こちらをご覧下さい。

シネマスコーレに関しては、こちらをご覧下さい。

特別講義:渡部千世子氏(臨床心理士)



2010年6月3日(木)、臨床心理士:渡部千世子さん(中京大学・心理学部助教)を

お招きして特別講義「映像と解釈 -心理学的アプローチ」を開催しました。

発達心理学の視点から作品を読み解くという講義内容は、

日々制作に励む学生に取って、作品を客観的に捉える良い機会となりました。


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特別講義

「映像と解釈 - 心理学的アプローチ」

2010年6月3日(木)11:20-MA303教室


臨床心理士:渡部千世子氏(中京大学・心理学部助教)