映像ブ 名古屋学芸大学映像メディア学科ブログ

2011年3月31日木曜日

微かな予兆 -slight signs of something



学映像メディア学科、平川祐樹助手の個展「微かな予兆」が、現在開催中です。


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個展「微かな予兆 -slight signs of something」


2011年3月26日(土)-4月24日(日)/ 13:00-19:00  
STANDING PINE -cube(名古屋市中区錦2丁目5−24えびすビルPart2 3F)

* 火曜 / 水曜日・休廊


私は現代における物語(ナラティブ)のあり方を、まったく別の方向性をもった2つのベクトルによって探っている。

一方は、積み重ねられる地層のように場所が持つ重層的な物語であり、
地霊/Genius Lociをもとにその顕在化を図っている。
それは、大地に横たわった物語である。

もう一方は、没場所化された都市の中で中空に漂う断片的な物語である。
没場所化された物語の断片は、中心軸を失い微かな予兆としてのみ存在する。

それは、都市の中で宙づりになった物語である。
大地に横たわった物語、都市の中で宙づりになった物語、

これらは決して強く結ばれる事なく、私たちのまわりに存在している。

本展では、「都市の中で宙づりになった物語」をテーマにした映像作品で構成します。

詳細は
http://jp.standingpine.jp/index.htm

2011年3月28日月曜日

遺失博物室

























2011年3月17日 (木) より 3月27日 (日)まで、本学映像メディア学科助手:小林あす美による個展「遺失博物室」が開催されました。

自身が日々の生活や旅路のなかで集積したモノを、持ち主不明の"遺失物"として扱い、モノ自体やそれらを記録した写真を展示するという内容でした。「持ち主」や「所在」から切り離された"遺失物"たちは、一見、作家が巧妙に演出した「写真」や「オブジェ」といった作品のようにも見えますが、添えられたテキストによってそれらが単なる「作家―作品」という関係性ではなく、あくまでも「拾い手―拾われたモノ」という関係性であることがわかります。私たちはテキストによって「拾い手」である"媒介者"の眼差しを共有することとなり、普段は見過ごしてしまう何気ないモノに失われた何か―遺失・物―を感じとるという鑑賞体験を誘発するものでした。


―遺失博物室―

Private Museum of Lost and Found Things

小林あす美

2011年3月17日 (木) - 3月27日 (日) ※22日休み

12:00~19:00 最終日 ~18:00


TAiGA/住所 名古屋市千種区東山通り 5-19

カメダビル2階B号室〒464-0807

TEL 052-781-7276

http://www.taiga-p.com


1階(中2階)カフェ metsa

2階 B号室 ギャラリー TAiGA

2011年3月14日月曜日

周防義和講師参加作品「ダンシング・チャップリン」



本学映像メディア学科、周防義和講師が音楽で参加している
映画「ダンシング・チャップリン(2011、周防正行監督)」が、
2011年4月16日(チャップリン生誕記念日)より銀座テアトルシネマほかで上映されます。
オープニングとエンディングで作曲を担当されているとの事です。

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映画「ダンシング・チャップリン」

【周防義和氏】作曲・編曲家
東京生まれ。1981年舞台劇『女殺油地獄』で劇音楽作曲家としてスタート。
その後多くの映画、TVドラマ、 アニメ、ドキュメンタリー、CM音楽等を作編曲する。
1997年と2008年には日本アカデミー賞の音楽賞を受賞。20数枚のサントラ発表。
その一方自己のユニット《BREW-BREW》で弦楽ロック、ポップな《COMA》で合わせて6枚のアルバム、
ソロアルバム『空想から映像連鎖』『SLOW SLIDE SONGS・弦異抄』を発表。
大阪スクールオブミュージック特別講師、東京造形大学講師、名古屋学芸大学講師、
埼玉県立大学講師、MPJ にてレギュラー作編曲講座担当などもつとめる。

2011年3月8日火曜日

第22回飛騨高山ドキュメンタリー映像祭優秀賞

第22回飛騨高山ドキュメンタリー映像祭において、
本学映像メディア学科3年三宅そよかさんが学生部門最高賞の
優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
受賞作品「おばあちゃんと呼ばせて〜私の知らない祖母の記録〜」は、
3年次進級制作展において優秀賞を受賞しています。

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飛騨高山ドキュメンタリー映像祭

受賞の記事(asahi.com)