映像ブ 名古屋学芸大学映像メディア学科ブログ

2009年11月5日木曜日

NUAS映画プロジェクトevidence一般公開





NUAS映画プロジェクト第二弾「evidence(2009/HDV)」が
伏見ミリオン座にて一週間限定で上映されます。
是非お越しください。


【上映情報】
伏見ミリオン座(名古屋市中区栄)
11月7日(土)〜13日(金)一週間限定レイトショー
20:35~21:48 ミリオン2
特別価格:前売り500円(税込)好評発売中!

*チケット販売は劇場窓口ほか
*前売券の発売は、公開前日まで
*当日税込1,000円の処


【Story】
evidence【名】1証拠、証言 2しるし、徴候、 形跡

その殺し屋には名前がいくつもあった。職業柄というヤツだろう。
その殺し屋–仮に今名乗っている名前から本野啓介としよう–は、
他人の人生を借り、自分の過去を巧妙に消し去っていた。
今回も本野はいつものように仕事を受け、いつものように人を殺し、
いつものように金を受け取る。そのはずだった。
西野亮一はどこにでもいる普通の会社員だ。
普通より少し良いと言っていいかも知れない。 
会社では着実に成績を上げ、勤務する会社の社長の一人娘と結婚した。
そして普通の会社員と同じように問題を抱えていた。
西野の妻、圭子は数年前に発病した。
圭子は病名もはっきりしないまま、次第に手足の自由を失っていく。
西野には何もできなかった。なすすべもなく見ていただけだ。
そしてある日、その時が訪れた。圭子はついに自力では立つことができなくなった。
圭子は入院する。もう二度と家には帰れないだろう。
本野は銃を受け取るが、気に入らなかった。そこで試し撃ちをすることにした。
予想通り銃は密売の三流品だった。それは別にいい。
ただ別の銃を手配すればいいだけのことだ。
問題は本野が暴発によって瀕死の重傷を負う羽目に陥ったことだ。 
もう夜だった。本野は人目につかない場所を選んだつもりだったが、
その側を一台の車が通り過ぎようとしていた。
車内の男は、家庭のこと仕事のこと、様々な重圧をひとり、
叫ぶことでやり過ごそうとしていたのだ。
車内の男の名は西野亮一。 
名前のない殺し屋とどこにでもいる普通の男。
二人の男が出会ったとき、物語が始まる。

【Staff】
監督脚本/柿沼岳志(名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科 助手)
製作/井形昭弘(名古屋学芸大学 学長) 制作/NUAS映画プロジェクト
企画/西宮正明(名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科長)
プロデューサー/渡部眞(名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科 教授)
撮影監督/早野嘉伸(JSC) 音楽/仙頭武則
音響/中上淳二 整音/森幸長 照明/須崎義智 角俊平
美術/山内亮二 装飾/角谷江美 手島純子 特殊メイク/長井絵美
記録/岡田紗季 VFXスーパーバイザー/笠波倫年
ラインプロデューサー/梅村晃一 制作担当/堀田浩史
助監督/黒澤拓朗 制作補/芹澤莉佳 キャスティング/大塚由美

2009年/HDV/16:9/73分
Copyright 2009 名古屋学芸大学