本学映像メディア学科助手の平川祐樹参加のグループ展「浮森」が、
ギャラリーStanding Pine -cube(名古屋市中区)にて開催されます。
是非ご来場下さい。
ー都市に浮かぶ森を見るー
都市において、例えば森について考える時、街路やデパートの休憩所、都心のマンションのエントランスなどにいかにも清潔な植物が配されているところを見ると、それら植物は都市で活動する人々にとって必要不可欠な存在となっているように思える。緑のない街並はあまりに無機質に過ぎるし、人は少なからず生活のある一点において大なり小なりの暫定的な森を求めていると考えるのは果たして大仰と言えるだろうか。
伊藤、田口、平川の三人の作家はそのような都市において、それぞれ文章、印画紙、映像といったメディアを用いて
静かにその森のあり方を見定めようとしている。彼らの森は都市から遠くかけ離れた特異性をわずかに孕みながらも、ひとつの思案の塊のように、常に我々の意識の水面上に、この都市の中空に浮遊しているのである。(DMより)
*9月11日(土)18:00より、オープニングパーティーを開催致します。
皆さまお誘い合わせの上、是非ご来場下さい。