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2009年6月23日火曜日

NUAS映画プロジェクト「evidence」先行上映会




NUAS映画プロジェクト第2弾「evidence」の特別先行上映会が
東京渋谷UPLINK FACTORYにて開催されます!!

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NUAS映画プロジェクト「evidence

名前のない殺し屋とどこにでもいる普通の男。
二人の男が出会ったとき、物語が始まる。

詳しくは、evidence公式サイトをご覧ください。

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【上映情報】

7月13日(月) 渋谷UPLINK FACTORYにて特別先行上映!

19:00 開場
19:30 上映
20:45 トークイベント 柿沼岳志 × 長崎俊一(映画監督)

映画『西の魔女が死んだ』『闇撃つ心臓』などで知られる
長崎俊一監督をお招きし柿沼岳志監督とトークショーを開催します。

当日券 ¥1,000(1ドリンク付き)
事前予約¥500(1ドリンク付き)


渋谷UPLINK FACTORY
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F

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【Story】

evidence【名】1証拠、証言 2しるし、徴候、 形跡


その殺し屋には名前がいくつもあった。職業柄というヤツだろう。
その殺し屋–仮に今名乗っている名前から本野啓介としよう–は、
他人の人生を借り、自分の過去を巧妙に消し去っていた。
今回も本野はいつものように仕事を受け、いつものように人を殺し、
いつものように金を受け取る。そのはずだった。
  
西野亮一はどこにでもいる普通の会社員だ。
普通より少し良いと言っていいかも知れない。
会社では着実に成績を上げ、勤務する会社の社長の一人娘と結婚した。
そして普通の会社員と同じように問題を抱えていた。
西野の妻、圭子は数年前に発病した。圭子は病名もはっきりしないまま、
次第に手足の自由を失っていく。
西野には何もできなかった。なすすべもなく見ていただけだ。
そしてある日、その時が訪れた。圭子はついに自力では立つことができなくなった。
圭子は入院する。もう二度と家には帰れないだろう。

本野は銃を受け取るが、気に入らなかった。そこで試し撃ちをすることにした。
予想通り銃は密売の三流品だった。それは別にいい。
ただ別の銃を手配すればいいだけのことだ。
問題は本野が暴発によって瀕死の重傷を負う羽目に陥ったことだ。
もう夜だった。本野は人目につかない場所を選んだつもりだったが、
その側を一台の車が通り過ぎようとしていた。
車内の男は、家庭のこと仕事のこと、様々な重圧をひとり、
叫ぶことでやり過ごそうとしていたのだ。
車内の男の名は西野亮一。

名前のない殺し屋とどこにでもいる普通の男。
二人の男が出会ったとき、物語が始まる。